ロンドンで新作舞台作品公演「NET CAFE REFUGEE」プロジェクト
ロンドン発の新進劇団「Unboxing Theatre」
Unboxing Theatre(アンボクシング・シアター)は、イギリスの舞台芸術学校で学んだ日本人メンバーによってロンドンで結成された劇団です。代表の佐藤雄哉さんはGuildford School of Actingを首席で卒業し、俳優や映像クリエイターとしての経験を活かしながら、日本の創造文化を舞台で盛り上げたいという思いで活動しています。メンバーには身体表現を専門とする長野あみさんや、集団創作を得意とする田丸葉菜さんもおり、多様な視点から作品づくりに取り組んでいます。
社会的孤立を描くオリジナル作品「Net Cafe Refugee」
今回のプロジェクトは「Net Cafe Refugee」という作品の制作です。テーマは「ネットカフェ難民」や社会的孤立で、2021年の京王線殺傷事件の犯人の供述を着想源にしています。劇作家が実際に歌舞伎町のインターネットカフェに滞在し、現地でのリサーチを重ねてリアルな孤独の姿を描き出しています。ディバイジングという集団創作手法を用い、日本とイギリスの文化を融合させた独自の演出も特徴です。2025年8月にはロンドンのCamden Fringe Festivalでの上演が決定しています。
支援のお願いとリターン内容について
現在、リハーサルや舞台美術の準備が進む中、制作費の一部を支援者から募っています。特にリハーサルスペース代や美術制作費、記録映像費用の支援が必要です。支援者にはお礼メッセージや記録映像の共有、オンライン座談会や演劇ワークショップ、さらには個別相談会など多彩なリターンが用意されています。日本の文化を正確に伝えるための妥協のない空間演出に向けて、皆さまの温かいご支援をお待ちしています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。