奈良県天理市に安心して赤ちゃんを預けられる場所をつくりたい
産後ママを支える新サービス
奈良県天理市の芽愛助産院が、産後間もないお母さん(ママ)と赤ちゃんを支援する新たな取り組みを始めます。開業助産師として18年の経験を持つ木村厚子さんが中心となり、赤ちゃんの預かりサービスを提供することで、育児に奮闘するママたちが安心して休息できる環境を整えたいと考えています。お母さんがしあわせであることが、赤ちゃんの健やかな成長につながるという信念のもと、温かく優しい場所づくりを目指しています。
プロジェクト立ち上げの背景
少子化が進む現代において、産後ケアの重要性が高まっています。芽愛助産院ではこれまで5年間、産後ケア事業に取り組み、「赤ちゃんを預かってもらえてゆっくり休めた」という多くのママの声を受けてきました。行政の産後ケアには母子セットでの利用が前提となることもあり、十分な休息時間が確保しにくい現状があります。そこで今回のプロジェクトでは、産後3か月までの赤ちゃんを助産師や保育士が預かり、ママが自分の時間を持てるよう支援することを目的としています。
利用概要と今後の展望
サービスは奈良県天理市萱生町の自宅を開放し、10時から16時の間で最大3時間まで利用可能です。料金は1時間1800円で、赤ちゃんの預かりや沐浴指導、授乳に関するカウンセリング、ママの休息場所の提供が含まれます。資金はお風呂場や預かり場所の改装費に充てられ、2025年7月のオープンを目指しています。産後ケアを受けられないママの居場所を作り、ママのしあわせが赤ちゃんのしあわせにつながる社会の実現を目指すこのプロジェクトに、多くの方の支援が期待されています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。